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坂口雅志の「グローバルトランスレーションアカデミー」を元受講生が絶対に勧めない理由(3)

つい先日、以下のURLについて削除の申し立てが届きました。

https://www.faith-translation.com/tag/坂口雅志

申し立ての詳細については日を改めて投稿したいと思いますが、私は削除の申し立てが不当であることの論拠をまとめてさくらインターネットさんに提出しました。ちょうどいい機会ですから、皆さんにもその内容の一部をお分かちしましょう。

グローバルトランスレーションアカデミーのページから、坂口雅志さんのLINEアカウントに登録した皆さんはこのメッセージを目にしたことがあるでしょう。先着100名限定特典などと言われるとついつい焦ってしまって、落ち着いて判断を下すことができなくなるものです。しかしこの数字、本当なのでしょうか?

左右2つの画像を見比べてください。文面は同じ。しかしよく見ると日付だけが異なっていますね。2020年12月7日に「あと21名のみ」、2020年12月12日にも「あと21名のみ」。

皆さんが読んだLINEメッセージ、実はプログラムで送信されるようになっています。そして、サイトを見るなどのアクションを起こしたタイミングに従い、それぞれが別々のタイミングでほぼ同じメッセージを受け取る仕組みです。

通常、LINEアカウントは1人につき1つですから、他の人がどのようなメッセージを受け取ったかなど知ることはできないでしょう。しかしこうして比べて見ると、何が起こっているのかよくわかります。

もう少しかみ砕いて説明します。「昨日は、駆け込み申し込みの勢いに圧倒されました」の「昨日」とはいつのことでしょうか。左のメッセージは2020年12月7日のものだから、「昨日」とは12月6日です。しかし右のメッセージは2020年12月12日のものだから、「昨日」とは12月11日になります。そうすると、坂口雅志さんは2回とも「申し込みの勢いに圧倒」されたということでしょうか。

さらにこれもお見せしましょう。左の画像は坂口雅志さん、そして右の画像は森谷祐二(森谷悠璽)さんからのメッセージです。ちなみに坂口雅志さんも森谷祐二さんも、浅野正憲さんの講座に関わっていました。(この点については渡邉ユカリさんの記事や、ローズ三浦さんの記事特設サイトもご覧ください。)

内容は驚くほど似ています。「やっぱり学びたいです。でもお金に余裕がなくて・・・」というメッセージを受け取り、悩んだ末に名案を思いつきます。添削指導などは抜きにして動画などの学習コンテンツだけを提供するコースを新設するのです。事前に「通常価格」が発表されますが、「特別価格」も用意するといいます。締めの言葉は一言一句同じです。「※特別価格は募集開始時に公開となり、申込が殺到した場合、予告なく通常価格に切り替わります。」

もう気付かれたことでしょう。メッセージの中にあった「特別価格」に対する「通常価格」というのも実体はないし、お金に余裕がないというメッセージに心を痛めたというのも単なる作り話です。嘘です。皆さんを焦らせ、冷静な判断力を失わせるための演出だったのです。

こうした広告手法は、景品表示法違反です。講座に不満で、解約をしたいという被害者の皆さん、消費者センターに相談してください。その際、このウェブサイトを資料の一環として使っていただいても構いません。また、警察にも相談してください。たとえ警察が事件として取り扱わなくても、相談があったという事実は積み上がります。

こういうあからさまな違法行為を働く「講座」を、皆さんは信用できるでしょうか?